機能付加・価値向上

当社では機械加工品に対して、表面処理や溶接を施すことによって、機械加工だけでは出せない機能を付加します。具体的に、当社が対応出来る加工技術を下記にまとめています。

対応出来る加工技術

・面粗度向上：ラップ処理
・耐摩耗性、防錆力、耐薬品性向上：アルマイト、無電解ニッケル、黒染、各種めっきなど
・硬度向上：熱処理、表面処理など
・コストパフォーマンス及び機能性向上：ロウ付け、はんだ付け、焼き嵌め、接着、溶接など

金型製作における摺合せとは、複数の部品を設計図に基づいて組み立て、各部品の相互作用や動作を確認・調整する作業を指します。当社では、この摺合せをクリアランス1μmの精度で行い、寸法精度や既存価値の向上を実現します。このように、設計図を正確に理解し、それに基づいた部品加工を行い、干渉のないよう丁寧に組み立てることで、製品の価値を高めます。

当社は、お客様との協議を重ねた上で、仕様上問題がなければ材質変更を行います。例えば、耐摩耗性の向上を目的としてSUSから超硬への変更を提案する場合や、反り・変形を防ぐためにSUS303やSUS304からSUS440Cに熱処理を施すなどの提案を行うなど、製品の機能を強化する提案が可能です。このように、当社は製品に求められる仕様を明確にした上で、お客様のご要望に最適なご提案をいたします。