品質とは製品が商品として持つ「価値」のことをいう。「モノを作る」ことは「品質」すなわち「価値」を創ることである。
*「価値」の欠落した製品は、売れる製品(商品)にならない。
*したがって、モノづくりの原点は、この「価値」を追求しつづけることにある。
(株)キンコーでは、製品価値を以下の3要素に分け
- Q(Quality:品質)
- C(Cost:原価)
- D(Delivery:納期)
Q.C.Dを高水準で満たすことに重点を置いた取り組みを行っております。
また、社員ひとりひとりが、創造的な仕事に取り組み、日々、創意工夫をこらし、改良改善を積み上げ、P.D.C.A活動によって社内改革を進めております。
平成18年5月にISO9001:2000を認証取得し、平成21年5月にISO9001:2008、平成30年5月にISO9001:2015に移行完了しました。
品質管理におきまして万全を期しておりますので、安心してお任せ下さい。
3次元画像測定機・工具顕微鏡等を用いて、品質管理課にて万全の検査体制を敷いておりますので安心してお任せ下さい。
CNC3次元画像測定機
当社では、作業中に
「ヒヤリとしたこと」「ハットしたこと」
を「ヒヤリハット報告書」に書いて、当社の
安全衛生推進者※
へ報告します。
報告書には、作業中に感じた、どんな些細なことでもかまわない、少しでも危険だと感じたことを記載しております。
記載内容としては、右のヒヤリハット報告書内リスク内容のとおり、記載者本人がリスク評価点を記載する方法で報告されます。
- ※安全衛生推進者
- 社団法人鹿児島県労務基準協会の安全衛生推進者養成講習を受講し修了証を発行された者が務めております。
- 修了証番号: 第0001905号
右のヒヤリハット報告書内リスク内容を基に、
「災害の重大さの評価点」×「災害の可能性の評価点」=「リスクレベル評価点」
の計算式でリスクレベル評価点を算出します。
例をあげて説明すると
■リスク内容■
棚に置いてある材料工具類が棚からはみ出しているため近くを通ると腕があたり怪我をする可能性がある。
- 「リスクレベル評価」
- 災害の重大さ3点×災害の可能性3点=リスクレベル9点
■対策内容■
材料工具類を置く場合ははみ出さないように置く。
整理整頓を心がける。
- 「対策後のリスクレベル評価」
- 災害の重大さ1点×災害の可能性1点=リスクレベル1点
以上をヒヤリハット報告書に記載して安全衛生推進者へ渡します。
受け取った安全衛生推進者は3日以内に社内決定対策を朝礼で発表し、社員全員に周知し注意を喚起するとともに事故防止に努めます。
ヒヤリハット報告書には、社内決定対策を記載してコピーし安全衛生推進者が保管します。
原本は、報告者へ「貴重な報告をありがとう」という「ねぎらいと感謝の言葉」とともに返却しております。
当社では、今後とも社員全員で安全作業を心がけ、心のこもった良質な製品をつくっていきたいと思っております。